Princess in baker street

□2.
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ドタドタと遠慮なくはいってきた警部が連続自殺の新たな被害者のことを伝えた。
シャーロックが行くと伝えるとすぐに出ていく。それを見送ったあとシャーロックが飛び跳ねて喜んだ。
「やった!最高だ!連続自殺4件に書き置きとは!遅くなるから夜食の準備を。ジョン、くつろいで。先に寝ててくれ。りゅう!行くぞ!」
新たな情報にりゅうも喜んでソファーに立ち上がるとスプリングを利用してシャーロックに抱きついた。
せわしなく準備してたかと思うと急に止まってジョンを見た。
少し会話するとジョンも行く気になったようで急いで階段を降りる。
「すいませんハドソンさん、出かけます」
「3人とも?」
「面白い事件が起きた。家で座っている手はない」
ゲームが始まったと興奮するシャーロックにハドソンさんが呆れたがお構い無しに家から出る。





「今更だけど連れてくの?」
タクシーに乗り込んだあとジョンがそう聞いた。
「あぁ。役に立つ」
「まだ子供だぞ?」
「将来が楽しみだな」
見当違いの返しをしたシャーロックに呆れるジョン。
「人の家庭に口を出す気は無いが遺体もあるんだぞ?」
「勘違いしているようだが…、僕達は親子じゃない」
「えぇ!?」
「同級生で相談者だった女の子供だ。」
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