BOOKその2

□支配欲
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Chaeyoung side


ジョンヨンオンニは優しい


Subである私と付き合ってくれただけでもすごい嬉しい


それは私にglareをかけるときも同じで


私を大事に思ってくれるからこそだって分かっているのに、もっと支配されたいと思ってしまう


でも私を大事に思ってくれるオンニにそんなこと言えない


オンニと一緒にいると自然と支配されたいという欲が湧いてきて


自然と他の人といることが多くなってきた





〜部屋に戻ってから〜




「ねぇ、なんであんなにジヒョとくっついてるの?チェヨンは私のSubだよね?」


「そうだけど…」


「私何かした?」


「っ…なんでもない」


「まぁいいよ、チェヨンは私のものってこと教えてあげるから」


「それってどういう…っぁあっ!」


強いglareに襲われる


今までされたことが無いほどの


「ごめんチェヨン、私そんなに不安にさせてた?」


「ううっ、ああっ!うぐぁ…」


「ずっとこうしたかった…」


セーフワードを言おうと思ったが、こうしたかったとオンニが言うから躊躇していた


どんどん体に力が入らなくなって





その時、ふっと体が軽くなった


朦朧とする意識の中、オンニにあお向けにされる


「チェヨナ、ごめんね」


「っえ?」


「私がこうしたいって言うから我慢してくれたんでしょ?『GoodGirl』チェヨン」


そう言ってオンニが私に触れると、私の意識と関係なく体がビクッと動いた


「?どうしたの?チェヨナ?」


ジョンヨンオンニに優しく髪をかきあげられ、頬に触れられるだけで体が勝手に反応してしまう


「っあっ…おんっ、にぃ…」


「チェヨナ?もしかして…」


オンニはもう一度


「『GoodGirl』チェヨン」


「んんっ、はぁっ…」


頭が真っ白でオンニのことしか考えられなくなる


これがいわゆるSubSpaceってやつなのか


オンニに触れられる度、体は勝手に反応して、気持ちいいとしか思えなくなる










Jeongyeon side


え?もしかしてチェヨンってMだったの?


あれだけ強いglareで初めてSubSpaceに入るなんて


でも可愛いチェヨン見てるといじめたくなるんだよね


「チェヨナ、どうして欲しい?」


「ど、どうって…?」


「わかるでしょ、どうして欲しいの?」


「…」


「?きこえないよ?」


「もっと…さわってほしい…」(ボソッ)


「チェヨナ、可愛いよ」


その小さな唇にキスをする


キス、といっても大人の深いやつをね


キスだけでとろけてしまうチェヨンを見て、やっぱり好きだなぁとか思いながら、両手で胸を攻める


ある程度続けた後、手を下に滑らせる思ってたよりも遥かにぐっしょりなそこに安心した


「んやぁっ、おんにぃ…」


忙しなく喘ぎながらおんに、おんにと呼ぶチェヨンの姿に興奮を煽られる。SubSpaceになると自分のDomのことしか考えられないと言うが本当みたい



私は怖くてあまり強いglareをかけたことはなかったけど、もし、もし最初からそれをチェヨンが望んでたとしたら…考えるだけで恐ろしく興奮する。今のチェヨンは何処と無く幸せそうで、まあ私もなんだけど。いつかはSubSpaceに、とは思ってたけどこのままじゃきっと無理だった。



手での愛撫をやめ、蜜の溢れるそこに顔を近づけ、舌で刺激を与える



「んぁ、おんっ…にぃ、やばっ…あ、」


「なに?もうイキそうなの?」


「っああ!い…くうっ、ああっ!」








「チェヨンア、可愛かったよ」


「………」


「まさかチェヨンがそんなにMだったとはねぇ〜」


「ちがうもん…そんなことないし…」(ブツブツ)


「じゃあもうやらなくていい?」


「………たまにならいいよ」


素直じゃない所も可愛いなとか思いながら背の小さい彼女に優しくキスをした



end


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