BOOKその1
□初めての
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ジヒョオンニと付き合い始めて3ヶ月くらいがたった。ボーカルとして、リーダーとして9人をまとめてるオンニが私に甘えてくれるのがたまらなく愛おしい。ただジヒョオンニはスキンシップとかみたいな、恋人らしい行為に疎いみたいでいまだにキスすらしたことがない。まあ2人で動画とかみて笑ってるのも幸せだけど…やっぱり時間が経つにつれてそういうこともしたいわけで…
「チェヨン〜どうしたらいいと思う?」
「そんなの直接言ったらいいんじゃない?」
「そしたらチェヨンとジョンヨンオンニみたいにえっちとかもできるかな…」
「やー!なんで知ってんの!」
「チェヨン声大きいから…そういう時だけ」
「聞こえてたの!?嘘でしょ!!!」
夜、同室になったオンニに聞いてみることにした。
「オンニはその…き、キスとかしたいと思いますか?」
「う、うん…でもしたことないし、恥ずかしくて…」
別にしたくないわけじゃないんだとわかって一安心
「ツウィ…私からしてみてもいい?」
そう言うと目をギュッとつぶってそっと触れるだけのキスをしたジヒョオンニ。終始私のパーカーの裾を掴んでて、真っ赤に照れた顔で笑いかけてくるジヒョオンニに理性を煽られる。自然と手を頬に伸ばしていた。
勇気を出してツウィにキスをしてみた。これで合ってるのかな?とか不安に思ったりもしたけど、恋人と唇を合わせる行為がこんなにも幸せな事だと思わなかった。恥ずかしさをごまかそうと笑っていると、急にツウィの手に頬を包まれそのままツウィにキスをされる。息をしようと開けた唇を割ってツウィの舌が入ってくる。
「んんっ、ちょっ、ツウィ…」
ツウィの舌に舌を絡め取られ歯列をなぞられる度に背中に電気が走ったように痺れるような気持ちよさに襲われる。
「はぁっ、はぁ…」
そのまま動けずにいると、ツウィの手が服の中に入ってくる。
「ま、待って!その…するんだよね?」
「ここまで来て戻れません」
「あの、ハジメテ…だから…優しくしてね」
そう言えば手を絡めてくれるツウィ。さり気ない優しさに惚れちゃう。この幸せな時間が続けばいいなぁ…
最近裏ばっかりだからここでENDです!気が向いたら続きも書きます!短くてすいません!