BOOKその1


□しかえし
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Momo side




珍しくミナが夜部屋に来てほしいとか言ってて、ついにみーたんも誘い受けとかするんやなぁとか勝手に思いながら、疲れている体を持ち上げて部屋に向かう



疲れていると言っても今日の仕事はそんなにハードじゃなかったし、可愛いみーたんを見てれば疲れなんて吹き飛ぶもんだし



期待しつつもドアを開けると、ミナはペンギンのぬいぐるみを抱えてベットに座ってる


隣に座ってって言うから座ったけど、何も言わないので気まずい空気が流れる


「な、なぁみーたん?どうしたん?」


「ももりん…これ飲んでみて?」


差し出されたオレンジジュースを飲み干す


が、何も起きない


「みーたんなんでオレンジジュースなんか…」


「あんな、うちらがする時はさ、いつもももりんが上やんか、だからたまにはうちが上がいい」


「なんだ、そんなことならええよ?でもみーたんにできるん?」


「ももりん、腕貸して」


そう言われ、タオルで手首を後ろ手に縛られた


キスをすれば、いつもよりも積極的に舌を絡ませてくるみーたんに自然と息が上がっていく








…なんか変や


いつもと逆で、舌を入れられているとはいえ、みーたんに唇を甘噛みされ歯列をなぞられるだけで身体が反応してしまう


「なぁももりん…」


「っ…」ビクッ


「ももりんってこんなに耳弱かったっけ?」


「ふぁっ…やぁ、」


「なんでこんなにキスだけで感じちゃうんやろうね?」


…まさか


「みーたん、もしかしてさっきのオレンジジュース…」


「え、なんのこと?」


白々しく話すみーたんの口角が上がっているのをみて、確信した


媚薬を、入れられたんだと


手を後ろで縛られている以上何も抵抗できず、あっという間に一糸まとわぬ姿にされる


「やっぱりももりんの身体綺麗やわ」


そう言いながら、裸の全身を舐めまわすように見られて、身体の奥が疼く


「ちょっと待っててな、ももりん」


そう言ってみーたんは荷物を漁っている


「みー、たん…はよ…」


媚薬と深いキスですっかり出来上がってしまった体は、早く早くと刺激を乞う











Mina side



本当は探してたものはすぐ見つかったけど、モモを少しいじめてみたくて探してるふりをしながら横目で眺めていると、高まる身体に戸惑って涙を流す



「みー、たん…はよ…」



このまま焦らしたらどうなるかと思うと自然と口角が上がる



正直私もそろそろ限界だった。私を求める熱い視線に我慢が出来なくなってそろそろ触ってあげようと思うと、手を縛られたたまモモがゴソゴソと動き出す。何してんねやろと思って見ていると、ベットにうつ伏せの状態になったモモは手を使わず胸をシーツに押し付けるようにして、1人快感に浸っている。



「ふっ、ん…はぁっ」



そうは言っても手を縛られた状態で下を触れるはずもなく、太ももをすり合わせている



「あっっ…みー、たん…お願い…」



でもそんなすぐにはあげない



今日はいつもやられてる分徹底的に焦らしてやるって決めたんだ



「なぁももりん、1人でしてたん見てたで。ももりんはえっちやなぁ」



ビクッ「あっっ…ちっ、ちが…」



「耳だけにこんな反応して、ももりんのへんたい」


「っは、いやっ、あっ…」



あえて吐息を含ませてあることないこと囁けばその度に体を震わせるももりんの姿に興奮を煽られる


「みーたん、はよ、さわって、、」


「ん、ええよ」


そうは言いつつも、胸の中心をよそに周りを舐めたり触ったりしていると、無意識か自分の胸を突き出して手に当てようとしてくる


「いやぁっ、ちゃん、とさわってぇん…」



「ふふっ、ももりんが言ったんやからな」


そう言って散々待たせた中心を片方は強く摘み、もう片方を舌で押すとももりんの身体がベットの上で跳ねた



「ももりん、もうイッちゃったん?」


「だっ、てみー、たんが…焦らすから…」


「まだ終わってないんだけど」


既にトロトロのそこに指を2本沈める


「ああっ!だめ…イッた、ばっか…だからぁぁ!」


「何言うてるん、もう感じてるくせに」


「んぁ、はぁっ!あっ…いやぁっ!」


そろそろいいかな


さっきカバンから出してきたのはローターと言うもの


「えっ、なにっ…それ」


「見たら分かるやろ」


「えっ……あっ、だめぇ!そこぉ…」


強すぎる刺激に、体をビクビクさせている


「ああんっ!みなぁっ…いっ、く…」


足がガクガクしているのを見て、絶頂が近いと見るや、躊躇なくももりんのそこから遠ざける


「はぁっ、みーたん…なんで、」


可愛いももりん見てたら意地悪したくなんねん


「ももりん、これ当てて欲しい?」


「お願い、みーたん」


そう言って私の手を自分の秘部に近づけている


「ええよ、ももりん」


「んぁぁ….はぁっ!あっっ…」


1度離したせいかさっきよりも反応が大きい


「はっ…ああっ!イッッ、、、」


「イキたかったらおねだりして?」


「あんっ!えっ…そんな、、の…」


言いながら今にもイキそうなのでまた離す


「だめぇっ!やめ、ないでぇ…」


「イカせて欲しい?」


うなずくももりん


「我慢した方が気持ちええんやないの?」


「もっ、むりぃ…」


「じゃあおねだりしてみて?」


「い…イカせてください……」


顔を真っ赤にして言うももりんに独占欲が満たされていく


「よくできました」


再びローターを当てれば散々焦らされた身体は一瞬で上り詰める


ベットの上で大きく身体を震わせた


「あれ?ももりん?」


「……………」


気持ちよすぎて気絶しちゃったみたい


いつもやられてる分、十分ももりんを気持ちよくさせることができたし、たまにはこういうのもありかな





後日、仕返しで襲われて、同じことをされたのはまた別の話。





end


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