BOOKその1
□のんびり
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Tzuyu side
「ん…」
目が覚めてみるともうだいぶ明るい
部屋にも誰もいないし、リビングも静かだ
私どんだけ寝てたんだろう
まあ今日はオフの日だし別にいいんだけど
ガチャ
「ツウィー、いつまで寝てるのー?ねぇもうすぐお昼だよ?」
「チェヨン〜おはよ〜」
「もう早く起きなって!」
そう言ってチェヨンは私をずるずるリビングへ引っ張っていこうとする
「やだ〜もっと寝たい〜」
布団に抱きついてみた
「もういい」
チェヨンはリビングに戻ってしまった
あ…行っちゃった
諦めたのかな…
カンカンカンカン
リビングから謎の音が響いてくる
「ツウィやー!起きなさいっ!」
そう言って鍋をおたまで叩いている
なのに隣に座ってくる
「一回やってみたかったんだーあれ」
へへへって笑ってる
「思ったよりうるさいねあれ」
2人並んで寝っ転がってるとなんかすごい幸せだった
たまにはマンネズでのんびりも悪くないね