10/26の日記

00:48
長編大型更新
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前回ゆっくり更新するとか言ったの誰ですか? そう、私です()
こんばんは~筆がぐいぐい進むのでとりあえず色々更新します~これから『追憶の白き片翼』というお話が差し込まれていきます~これはホメロスSideのお話。本編に書ききれなかったあれやこれやを書いていく話です!

前回大樹が落ちてから2人が再会するところまで書きました~今回はその続き。勇者目線だとデルカダール城でゾルデを倒すあたりです。



(以下、長編のネタバレを含みます)


(第21話)追憶の白き片翼 T

以前、Twitterでよくやっていたホメロスワンドロ、お題:夢で作成したものを加筆修正したものです。

「あの時思考を放棄した"その先"」

どこの事か覚えてますかね~? めっちゃ前でした。『Complication』で、グレイグと歌声の調査をして、帰ってきたところで倒れたホメロスのその後のところです。私もどこか探し回りました…笑 そんなに前だったのか、あれ。
王の悲願を果たして、それから─?ってやつですね。

この歌詞を書くシーンは次回に回収されますので覚えておいてください~

"どちらが大切か" その答えは変わったか否か。
変わっただろうなあ。あの時点では、ホメロスにとって大切なのは……この辺の話は次回の追憶でします。追憶はホメロスにとって追憶なんですけど、2人の思い出はお姫様にとっても追憶にはなるので。

とまあ、追憶はこんな感じで永遠にホメロス目線で話を進ませます。
彼が何を考えて何してたのか?? 辺りを自分なりに掘り下げていきます~。完全捏造ですけど。あと、彼の過去とかそういうのも盛り込んでいきます。これもだいぶ個人解釈ですが。

一回目の追憶は短めです。ワンドロなのでね。1時間で、あれだけ書きました。


第22話*

"いつまでも一緒だと、その心はひとつだと、思っていたのは自分だけなのだろうか"

が主題です。

改めて双頭の鷲とお姫様でって考えた時に、結局2人のすれ違いはそこだったんだろうなあと思ったのです。
結局、そう思ってたのは自分だけだったのか。自分だけが覚えていて、相手はそんなこと、とうの昔に忘れたのか。
ここは本編追加エピのホメロスの日記で答えが出ました。
以下少しだけ考察。

エレナ:自分達はいつまでも一緒だ。2人は同じところを飛んで、自分はその隣にいる。→実際には2人はすれ違ってしまっていた。

ホメロス:2人で並んで国を守っていくものだと思っていた→いつの間にかグレイグは自分を置いていった。

グレイグ:2人で国を守っていくものだと思っていた。→ホメロスは国を滅ぼした魔王に加担していた。

元々は同じ思いだったはずなのに、お互いがお互いに、「彼奴は自分とは違うのだ」と思い込んで、そのままずっとすれ違って。
日記見る限り、ホメロスも分かってはいたようで。自分とグレイグは役割が違うということも。それでも、隣にいたはずのグレイグがどんどん自分より先に歩いていって、自分はその影を踏む位置にいる。そのまま影すらも踏めないぐらい、置いていかれるんじゃないか。そんな不安が「チカラがなくては」という思考に繋がって行ったのではないかと。
だから言わせました。「強くなりたかっただけだ」と。
その結果、チカラに固執したんだろうと。それらは全て、グレイグに置いていかれないためだった……。
本作はそこに、弱くては大切な人を守れないという要素を更に上乗せしています。守りたければ強くなければならない。尚更チカラが必要。強いオレでなければ、エレナを守れない。オレがやらねばエレナは。そんな感じで。

デルカダール城です。あと、雷の件を回収しました。外套のことと…クマのことと。あと、夜色のドレスはまたそのうち出てきます。あのドレスです、『私とワルツを』で着ていたドレス。

「私がいるのに…!」
あの、なんか駄々っ子感満載なんですけど、私の中で、魔ホメは半分駄々っ子なんです……だって言うじゃん……「終わりにしよう」っていうグレイグに、「イヤだ!!」って即答じゃん……………子供かよって……なったんですよ…………。だからそんなところふんだんに……引きずってます……。もう可愛いなあ、ホメロス。そんなところは可愛い。よいこよいこしてあげたい。

ユグノアの子守唄。メタルもねむらせる~は公式からの引用。ロウ爺ちゃんがゾーンで勇者と連携ができます。とくに歌ってる演出ではなかったので、自分で歌詞をつけてみました。参考にしたのはマクロスFのアイモ。ああいう、母がゆっくり歌うイメージです。

"変わらぬもの"と"帰れぬもの"

ものって言葉は者と物を含むので、平仮名はかなり広義になります。普遍と流転。不可逆性。

本当に、どこから1つになれなくなったのかな。16年前より、前な気がします。ホメロスの日記を見てると。この作品は16年前から始めたので、その辺ないですけど。双頭の鷲。頭は2つ、身体は1つ、翼は1対。追加エピのホメロスが、すごく、私が好きになるセリフを言いました。ネタバレるので言いませんが……あの台詞を、ホメロスが言ったことが、私は幸せでならないのです……ヒントは、「双頭の鷲は~」。見た人は分かりますよね。それをわかっていて、どうして。尚更そう、思ったりするんです……。

ホメロス。どうして。どうして。

最近はどうしてばかり、深くなるんです……エレナにはちょっとそんな私が乗り移ってることがあります…。このあとの話とかめちゃくちゃ乗り移ってます。それはまた、その時に言います。「ここ!乗り移りました!!」って笑

いやー長い。日記が長いので、このまとまりで更新を止めました。書けてるんですけど、続き。今回のupは、この次まで。


(第23話)追憶の白き片翼 U~twilight~

こちらもホメロスワンドロ、お題:夜明けで作成したものです。夜明けとくれば、これしかないと思った。

実はこのお話、結末に、天空魔城の展開を持ってきていたので、削除してお話にしました。あのつながり、好きだったんですけど、大半デルカダール城のあとなので、やっぱりこのタイミングの方がいいなって思って。ちなみに、こう締めてたんです。

"ああ、終わる。長かった、暗闇が、漸く"

ホメロスにとっても、夜明けっていうのは本当は求めてるものなのではないかなと。
ホメロスにとって、魔王に付き従い始めた道っていうのはひたすら暗黒の道で、そこに光も希望もなくて、あるのはそれこそ闇と破壊と絶望しかないのではないかなと。でも、そこにホメロスの居場所は確かにあったんですよね。その先に彼は居場所を見出した。だから迷わず進んだ。後にリーフに言わせますが、屈折してそうに見えて、意外とホメロスは真っ直ぐです。視野が狭いです。意外と。

何がって、言うんですよ、ホメロスは。
「私のチカラを認めてくださる、あの方こそが真の王!」と。認められたかったんですよ、本当にただそれだけ。
「貴方でなければ」それがあればあんなに屈折せずに済んだのではないか? 前回の日記にも書きましたが、本当に影だったんですよね、ホメロスは……英雄の、影の立役者、女房役。そんな側面が強くて。銅像にはならないんですよ、ホメロスの手柄って。「知略のホメロス」って。そうなんですよ。

なのに彼は自分を見せたい欲それなりにありますからねえ…。日の目を見ない性格が軍師だというのに、それを求めちゃったんだよなあ…そんなに華々しいものじゃなくて。他作の軍師言ってましたもん、「軍師は辛い仕事だよ。時には味方を捨て駒にすることだってある…」って。軍師はそれをしないといけない。非情冷徹な部分が、どうしても必要。仕方ないと思いません? だったら、エマちゃん曰く、「血の通ってない冷たい目」してても仕方なくない? でないと軍師なんかやれないのでは? あんなに大きく、屈強な国なら尚更。

2年経って、Switchやって、自分の中でホメロスに対するあれこれがどんどん深くなって、どうしてもあれこれ書きたいし、長くなるんですけども。読んでる人おるんかな? いないと思うけど、これは日記なので、私自身が振り返られるんですよね~へえ、そんなこと思って書いたの、貴方。って笑

今かけている所までで30章。随分長い話になりました。その分、私がホメロスに対して思うところは全部詰め込んでいきます。この結末が希望なのか絶望なのかは受け手によると思うんですけど………私は、救済だと思って書ききります。ホメロス救済小説を書く。そう思ってこの話を立ち上げた時既に、この結末は決まっていたから……。大丈夫。手は届きますから。離れ離れにはなりませんから……ずっと一緒ですから。なんて言うと、ちょっとネタバレになるのかな。ふふ。どんな形で一緒にいるのか、想像してみてくださいね。

2019/10/27 Alice*

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