12/31の日記
14:29
2019年書き納め
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短編1本、長編3本up。長編表エンド終了です。これでこの長編は一応完結となりますが、この後続編として時渡り後のお話を書きます。
こちらは粗方出来上がってるので、年が明けて校正する時間が出来ればまとめてあげようと思ってます。
私は昔からなのですが、推しを簡単に幸せにしません(笑) というか、私の推しが簡単に幸せにはならない事情や運命を抱えていることが多くて……ホメロスもその1人なので。彼は無条件に幸せになれるほど、清廉潔白でないのも事実なので。
*短編1本更新。
ホメロス甘夢です。珍しく甘夢。女の子を甘やかしがちなホメロス延長線を他の女の子の設定でしました。長編の設定を引きずらないものは久しぶりでしたね。バンデルフォンの姫君で、魔物と心を通わせる術を持っている。この設定自体は次に考えている長編の設定です。こちらはグレイグルートとホメロスルートを作る予定。多分、ホメロスの方が早く終わります。エレナでやれなかったことをやっていきたいな、と。
*長編Release from the darkness完結
全35章。長かった……原作軸だけでも長いのに、そこに出会ってから原作軸までの話を加筆してるのでなかなかの長さに。私としては大方やりたいことはやり切って満足しています。
"貴方を闇に沈めはしない"
彼女の最後の策を、ホメロスは受け取りました。それでもやっぱり最後まで守られて終わっていく。結局"痛いのは俺だけでいい"。この夢主にはそういう結末を私が望みました。どうあっても彼女は姫であり、彼は軍師であり騎士。彼女のその先を呼んで、自らが盾になる──原作ではなれなかった、誰かの盾に、誰かにとって必要な人に、ホメロスをさせてあげたかった。その願いひとつのためにこのお話を書き始めました。あの結末は初めから出来上がっていた結末です。その為にはサムのバックボーンやホメロスとの絆を作りあげたり、雷が苦手という設定であったり……ホメロスが最後に何を言うかな、とか。その結末で行く時、どういう約束が、誓いが、二人の間にあればいいのかな、と。結末から逆算したお話でした。こういう書き方は私の中では珍しい。無事に完結してほっとしてます。付き合ってくださった方、ありがとうございました。共に生き、共に死ぬ。死してなお共に。2人の願いは叶えられた。遺されたものは、これからを、悲しみはもう終わった世界を生きていきます。彼らのいない、彼らの生きられなかった世界を……。
最後までグレイグは端役だったので、次作では彼主体も書きたいなあと思い次作はグレイグルートが中心の長編を考えています。同じ設定でホメロスルートも作ります。
それとは別に、この長編の続編として、もうひとつ長編を置いていきます。時渡り後生存ifのお話。こちらはホメロスに生きてもらうことに全力を注ぎます。ロトゼタシアで生きていくことに。表ルートはどうしても、彼は果てていくしかなかったので……その方が幸せだろうし。いやほんとにそう思うんです。死んでいた方が、ホメロスは楽になれたと。だから公式の救済が1番の救済だと思います。でもわたしはやっぱり思ってしまう。"それでも、貴方に生きて欲しかった"と。なので……。私なりに、どうすれば彼が生きていけるかを考えます。彼が、生きて、罪を償える方法を。彼自身が、"それでも生きよう"と思える道を。ですから、この夢主とホメロスの物語はもう少し続きます。裏エンドまでクリアしている人はもう少しお付き合いいただければ幸いです。
半分は自己満足なのですが、誰かの推し活に役に立てばいいな。
書き納めでした。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
Alice*
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