リボーン短編夢小説
□漆黒と蒼と
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ぐちゅ、と卑猥な水音が暗い部屋に響く。
裏マフィアランドの責任者であるアルコバレーノのコロネロは、目の前で己の男根を後秘にくわえ込む、長い黒髪で漆黒の瞳の青年を熱に浮かされながら見つめた。
そもそもその青年はある日いきなり己の前に現れ、己を恥辱し、バックバージンをかっさらっていった者だ。
その青年のフェロモンに当てられた己は、自分でも驚愕する程にその青年に欲情した。
――ぎちゅ、――
「っ、はっ…ぅ…」
「らしくねぇなコラ。
余裕なさげじゃねぇか?」
青年の後秘内に埋め込んだ己の男根が、青年の冷えた体内で僅かに熱い場所をこすりあげる度に青年は声を上げる。
意外だ、と脳を掠める思いと、そんな青年を見て胸を支配する雄の肉欲がごちゃ混ぜになる。
「は、ユウキ…」
「っ、…っ」
青年の名前を呼び、その耳をべろりと舐めてやればユウキの体がびくりと跳ねる。
それが面白く、また、満足感をもたらす。
「美味そうに俺のを喰いやがって、コラ。
たっぷり注いでやるよ」
「んっ、んあ…っ…」
ガン、と最奥に男根を打ち付けて絶頂を迎えたコロネロはユウキの中に大量の白濁を流し込んだ。