リボーン夢小説

□始まりは甘く辛く重く
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「…“復讐の炎”」


赤ん坊は、またニヤリと笑った。


「さて…彼に相応しい武器は何だろうね」


ポテポテ、と赤ん坊は隣りの部屋に入ってガサガサ漁る。


銃、ナイフ、ワイヤー、剣。


「…面倒だ、全て持たせるか…」


選ぶのが面倒くさくなったのか、赤ん坊は全部の武器をまた青年の眠る部屋に運ぶ。


「そうだ、どうせなら…―何も解らない方が面白い―…かな?
……チェッカーフェイス……」


最後の言葉は、とても小さく闇に溶けて消え入った。


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