暗部総隊長の美貌(小説)

□血の夜と影の牙
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血に濡れた地面、揺らめく炎。
焦げる肉の匂い。
狐の面を被った一人の紅い長髪の暗部。
焦げる肉の塊を見据える。
そして、思う。


(今日も、弱かったな…)


その暗部は、肉塊が全て焼けてから踵を返した。
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