White Magic
□04.Little Garden
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04.Little Garden
「霧が出てきた もうすぐ朝ね…」
ウィスキーピークを出港し、暫くした時だった。
「船を岩場にぶつけないように気をつけなきゃね
あー追手から逃げられてよかった♡」
「誰だ!!?」
聞き慣れない声の方を全員が一斉に見た。
「いい船ね」
そこにはメリー号二階の手すり部分に足を組んで座るウエスタンハットを被った女がいた。
女はミス・オールサンデー。Mr.0、つまりバロックワークスのボスであるクロコダイルのパートナーらしい。
そしてイガラムの船を爆破させたのも…
ビビがミス・オールサンデーに目的を問うと信じられない解答が返ってきた。
「さァね…あなた達が真剣だったから…つい協力しちゃったのよ…
本気でB・Wを敵に回して国を救おうとしている女王様が…あまりにもバカバカしくてね……!!!」
「ナメんじゃないわよ!!!!」
ビビは怒りの形相でミス・オールサンデーを睨みつける。
と同時にルフィ以外の全員がミス・オールサンデーに武器を向けた。
すると急にサンジとウソップが宙を舞い、甲板に叩きつけられた。
「悪魔の実か!!?」
「何の能力なの……!?」
ゾロとエリーは叫ぶ。サンジはミス・オールサンデーがよく見れば美人だと目をハートマークにする。
ミス・オールサンデーは上からの指令を受けてなければ、戦うつもりも無いという。
ビビに"永久指針"を渡すと、次の島リトルガーデンには行かず、その針が示すアラバスタの一つ手前の島の"何もない島"へ行けと言う。
それに対してルフィは憤慨し、"永久指針"を握り割って言った。
「この船の進路を お前が決めるなよ!!!!」
ミス・オールサンデーからの親切とも取れる行為を無駄にしたとナミが怒っていたがルフィは決めたら聞かない。
ミス・オールサンデーはバンチと言う名のカメに乗りメリー号を後にした。
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「あの女…!!いったい何を考えてるのかわからない」
ビビはへたり込み、この先何が起るかわからない事への恐怖でいっぱいだった。
「私本当にこの船に乗ってていいのかしら…
みんなに迷惑を…」
「なーに言ってんの
あんたのせいで私達の顔はもうわれちゃってんのよ!!メーワクかけたくなかったら初めからそうしてよ!!」
ナミがビビの額を突いて言うから、ビビはごめんなさいと零した。
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「まずは"リトルガーデン"
あの"エリー"も一緒だったなんて…
見物ね」
次なる島はリトルガーデン!
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