ここが噂の忍術学園
□六年ぶりの再会の段
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事務所の少し奥にある、書類等を保管している小部屋。今日は一日この部屋の整理整頓をする事になった。
というのも小松田さんが片付けるとグッチャグチャになってしまうらしく、私に管理を任されたのだ。ていうか、小松田さんの後処理係か私？
『もう……何をどうしたらここまでになるんだか………』
ブツブツと愚痴を言いながら整理をしていると、小部屋の外から声が聞こえてきた。
「門屋さん、ちょっといいですか？」
『あ、はい！』
ガラッと扉を開くと、そこにいたのは吉野先生だ。昨日はちょっと怒られてしまった事もあり、ちょっとだけ気まずい……でもでも、あれは不可抗力なんです………！
「今日はここの整理だけだと思うので、正午を過ぎたら用具委員を手伝ってもらえませんか？」
『え……あ、は、はい！分かりました。そういえば前にもちょっと言ってましたね！』
「えぇ、じゃあよろしくお願いしますね」
『はい！』
よし！とりあえず事務としての仕事はこれ以上はないようなので、さっさと整理整頓をしてしまおう！と意気込んだけど……元々の状態がひどいから、これはなかなか終わりそうにないかも。なんで文化祭招待客リストと一緒に、忍たま達の歯科検診の結果報告書が入ってんのよ！
正直なめてたわ……小さいカオスがここには存在している！
『ふふ……後で小松田さんを苛めてやる……！』
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