私の世界と君の世界
□私の世界~1年
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列車が動いてすぐの事だった
コンコン
ガラ
『あの、ここ座らせていただいてもいい?』
『ええ!』
『セブ!席が見つかったわ!』
入ってきたのは
赤い髪にハシバミ色の瞳を持った女の子と
黒髪で黒い瞳の男の子
『私はリリー エバンス、彼はセブルス スネイプよ』
よろしくねとニコリと手を出してきた
握手をして
『私は葉月 メア
よろしく!』
『僕も、よろしく』
素っ気なくでも握手をしてくれた
『リリーと呼んで!仲良くしましょ!』
『うん!私はメアって呼んでね!』
早速、新しい友達ができて嬉しく思えた
数時間リリー達と雑談をしていて、着替えを済ませた
窓の外は真っ暗で列車の揺れが止まった気がした
『着いたみたいね!』
ワクワクした雰囲気を漂わせたリリーの瞳はキラキラしていた
リリーの横に座っていたセブルスも心なしか瞳が輝いていた。
少し待つと廊下から降りる合図が出されたので2人とともに降りたのだった