自由の翼(死の秘宝

□イェレナ
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ダンブルドアが亡くなり、ユイは正式にアッカーマン家の養子となった。
なので、夏休みはアッカーマン家で過ごしている。
夢子はどうなったかは知らないが、特に興味は無いので、知りはしない事にしていた。


アッカーマン家で夏休みを過ごし、そろそろ夏休みも終わる頃だという所で、ユイは夢を見た。
白い空間にガーデンチェア……。
いつもウィリアムと夢で会う空間だったが、相手が違っていた。
「あ、貴方は?」
相手を見て最初に発した言葉がそれだった。
相手は紅茶を一口飲んだ後に言った。
「私の名前はイェレナ。神を束ねる最高長の神だよ」
「最高長の?」
「そう。ウィリアムを神にし、その他の人々を神にしたと言った方が分かりやすいかな」
つまりこの人が、神の中で1番地位が高い人で、ウィリアム達を纏める存在かと彼女は納得した。
そんな人物が何故自分に会いに来たのか?
「君に会いに来たのは」
イェレナはユイの疑問を察して口を開く。
「ウィリアムが地上に降り立った事を告げる為に、会いに来たんだ」
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