炎のゴブレット

□第3話
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「今日はまぁまぁだな。午前中はずっと戸外授業だ」
ロンが呟いた。
「でも、魔法生物はスリザリンと合同だ」
ハリーの呟きにロンが嫌そうな顔をした。
「ユイ、トーストそれで2枚目続きじゃない?」
「だってお腹空いてるんだもん」
ハリーの耳にそんな呑気なハーマイオニーとユイの会話が聞こえた。


1限目の薬草学を終えた後、魔法生物飼育学だったが、尻尾爆発スクリュートのせいで怪我が絶えなかった。
手を火傷する者や手を噛まれた者が大半だった。
授業が終わるや否や皆んなが医務室へと向かったため、マダム・ポンフリーやストレンジは大忙しだった。


昼食を摂った後、闇の魔術に対する防衛術の教室へと向かった。
ムーディは、元闇祓いであったため、どんな授業が行われるのかという話題で持ちきりだった。
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