賢者の石

□ホグワーツ
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ウィリアムがユイに手をかざした後、眩しい光に照らされて、思わず目を閉じた。
次に目を開けると、自分は暗い森にいた。
ユイが辺りを見回すと、隣に1人の少女が倒れていた。
「ちょっと」
「ん……何よ」
倒れていたのは、黒い長い髪をしていて姫カットの美少女に入るような人物だった。
「貴女、誰?」
「あ、私は」
「嘘!!」
少女は、ユイの自己紹介を遮っていきなり悲鳴をあげた。
「な、何!?」
「ここ、ハリー・ポッターの禁じられた森じゃない!」
どうやら、少女は1発でここがハリー・ポッターの世界の禁じられた森だと気付いたらしい。
「あ、自己紹介まだだったよね?
私の名前は、時光夢子だよ」
「山吹 ユイって言います」
ユイは、どこかこの夢子に苦手意識を抱きながら名前を言った。
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