賢者の石

□その男
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ユイは、意識を取り戻した。
周りを見ると、白い空間に自分はいた。
「やぁ、ようこそ死後の世界へ」
ユイから少し離れたところに、フロックコートを着た青年が立っていた。
年の頃は、20代くらいだらろうか?
日本人ではない、端正な綺麗な顔をしていた。
「貴方は?」
「僕は、ウィリアム・アルバート。
死んだ人を導く神様さ」
「……私、さっき貴方を見た。
皆んなに……」
「罵られていた状況を見たのか。
事故のショックで、僕の記憶を見たのかもしれないね」
ウィリアムは、それよりもと話を戻した。
「君は、現世で命を落として死んだ」
「はい」
「僕は、君をとある世界に送る」
「とある世界?」
「ハリー・ポッターの世界さ」
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