秘密の部屋

□第11話
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ユイは、大広間にいた。
現在の大広間は、机と机という物が取り払われている。
理由は、ロックハートによって決闘クラブが行われるからだ。
「ユイ、お待たせ」
決闘クラブが始まるギリギリにやって来たハリー達が言った。
「何してたの?」
「ポリジュース薬を作ってたんだよ」
「では、皆さん集まって! 私がよく見えますか?」
ロックハートの声が大広間に響き渡った。


決闘クラブの内容は、身を守る術を学ぶものだった。
ロックハートは、スネイプとで手本(ロックハートは負けていたが)を見せた後、実際にペアを指名して台に上がり実演してみて下さいという事になった。
「では……ヤマブキどうだね?」
「私ですか!?」
「頑張れ……」
ハリーの声に後押しされる様に、ユイは台に上がった。
対する相手は……。
「夢子……」
「そうよ、久しぶりね」
夢子だった。
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