夢現な眠り

□7話
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どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう。

カナト、すごいご機嫌。鼻歌まで歌ってるくらいはご機嫌な様子。

今更「やっぱ作るの無理だった☆」なんて言った次の日には……。

ああああ! 恐ろしい想像をしてしまった…!!! それが現実に起こらないのを願うばかり。

とりあえず、タルトの作り方を検索だよね…?


うわ、たくさん候補出てきたぞ。
クッ○パッドって便利なんだなー。


でも……普段、料理しない人にお菓子作りなんて鬼だ、鬼。

最終手段は市販のケーキを急いで買ってくるか、もしくは生クリームをカナトの口に突っ込ませるか。

え、生クリームはダメ?
しょうがないな。



タルトってホールケーキみたいな大きいのもあるけど、一口サイズのタルトもあったよね? それでいいか。

それなら生地を作らなくても、市販のものがパックで売っているし。

最近さ、ちっちゃいタルトのクッキーの部分が四つ入りで袋詰めされてるのが、売られてたんだよね。こころなしか、それが可愛かったから覚えている。
楽チン楽チン♪

あとは生クリームと果物と──。
お菓子作りって大変……!

逆巻家に果物とか生クリームとか置いてるか分かんないし、下校になったら買い出しもしなきゃだめか。


「では、帰りましょう」
「今!!? まだ授業ある──」
「お菓子のためなら良いです。それに、僕は今すぐ食べたいんですよ」

サボる理由が無茶苦茶だーっ!
まあ、一応従っておいた方がいいのかな……?
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