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□赤い糸の先は
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沖田が帰ったあと名前は1人考えていたー。
(私の赤い糸は誰と繋がってるのかな?)
するとお店のドアが開き山崎が入ってきたー。
「名前さん、沖田を見なかったか?」
「沖田さんですか…?さっきまで居ましたけど帰っていきましたよ?」
「そうか、ありがとう」
「あの、山崎さんお聞きしたいことが…」
「名前さん? 聞きたいことって……?」
「あの、山崎さんは赤い糸って信じてますか?」
「…わからない、だけどもし赤い糸があるなら名前さんと繋がってたい」
「え、」
「す、すまない、今のは忘れてほしい」
そう言って顔を真っ赤にして逃げるように店から出ていったーーー。