雑記
□Web拍手②XmasVer.
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霧隠才蔵
いらっしゃい。
そう言えば、今日はくりすますらしいね。
お前さんは誰と一緒に過ごすの？
…俺と…？
…ま、お前さんと過ごすのも悪くないかもね。
ぷれぜんと…？
そうだね…強いて言うなら、お前さん…かな。
くれるんでしょ？お前さんを…。
石田三成
…なんだ、アンタか。
南蛮の書物を手に入れたのだが…南蛮では神の誕生を祝うくりすますというものが有るらしい。
南蛮人のする事は正直理解出来ぬものだな。
…なんだアンタも知ってたのか。
このまんじゅうがくりすますぷれぜんと…だと？
…………。まあ、美味くない事も無い。
っ…にやにやするな、まんじゅう女！
上杉謙信
おや？雪が降っていると思っていたら…
私の天使が舞い降りてきたようだね…。
艶やかな髪に雪が付いているね。
そんな君を見ていると、いつかこの雪のように儚く消えてしまうような気がしてしまうよ。
だから…消えてしまわないようにずっと、捕まえていてもいいかい？
今日はずっと君と共に居たいんだ。
めりーくりすます、愛しているよ…
伊達成実
さっむいなー！
うわ、雪積もってる…
あれ、お前何してるんだ？？
雪だるま？
ははっ、やる事が可愛いな。
よし、俺もやろ。
…………。
出来た！…なんかお前のと比べると不細工だな…
ん？隣同士で置きたい？
ははっ、ほんと可愛いよなー、お前は。
ほら、もっとこっち！
…二人だと、暖かいな！
徳川家康
…お前、何してんの。
は？くりすます？何それ。
そういうの、無駄だと思わないわけ？
南蛮の文化か何か知らないけど…
は？…何で知ってるのかって…うるさい。
……これやるよ。
は…別にくりすますだからじゃないから。
お前に似合いそうだと…っ…何でもない。
笑うな。何なんだよ全く………。
清広
……清広です。
自分が此処に居る意味が分かりませんが…
今日はくりすますだそうです。
え…ぷれぜんと、ですか…？
いえ…頂き、ます。
…あまりこういったものを頂くことが無いので驚いているだけです。
…驚いているように見えない、ですか。
まあ、この顔は生まれつきですから。
貴女には色々な物を貰っているような気がします。
…ありがとう、ございます。
織田信長
くりすますだと？
ふんっ、面白い。
ならば貴様がさんたとやらになって俺を喜ばせろ。
何が欲しいかだと…？
そんなもの貴様で考えなければ意味が無いだろう。
南蛮では子供がさんたにぷれぜんとを強請る？
…たわけが。だったら俺は子供という事か。
まあ、いい、貴様には大人のくりすますを贈ってやろう。
この俺から逃げる事は許さぬからな。
伊達政宗
雪か…。
南蛮では今日の事をほわいとくりすますと言うらしい。
…手が冷たいな。
ああ…だが、これで温かくなったんじゃないか？
俺からのくりすますぷれぜんとだ。
この間、南蛮の商人に進められてな。
上質な糸で紡いだ手袋だ。
いつも傍に居てやれると良いんだが…そうもいかないからな。
………？どうした？
ぷれぜんとを用意していない…？
ああ、そんな顔をしなくても、お前がこうやっていつまでも俺の傍に居てくれる事が、俺にとってのぷれぜんとだ。
片倉小十郎
ん？どうした？
ああ、そういえばそんな事をザビエル殿が言っていたな。
じゃあ、俺がお前のさんたになってやろう。
欲しい物を言ってみなさい。
………。
あ、いや…"片付けをして欲しい"と言われてもな…
俺が聞いたのは欲しい物であって、して欲しい事では…
いや…うん…善処、するよ。
他に欲しい物は無いのか？
…城下に出掛けたい？
ああ、分かった。
明日はそうするとしよう。
前田利家
あ？…何だよ、畏まって。
くりすます？何だそれ。
……あー…まあ、言いたいことは分かった。
で？何がしたいんだ？言ってみろよ。
…一緒に居たいってお前それ…っ、そんな事言わなくてもいつも傍に居るだろ。
他になんか欲しいもん、ねえの？
…無いって…本当、お前って欲ねえよな。
まぁ…そんな所も好き、だけどよ。
…っ、ったく、そんな顔をで好きって言うな。
どんな顔って…っくそ、天然かよ…
終