文
□めんどくさい
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研磨は他人と関わるのが苦手だ。
すぐ自分の殻に閉じこもっちまう。
もちろん今も。
「研磨ー!そろそろゲームやめて俺を構えよ〜」
ちなみに今は俺の部屋に遊びに来ている
―のだが…
「かれこれ二時間俺放置されてんだけど!?」
「だってゲームの方が楽…」
「楽ってなんですか!?」
俺を構うのはめんどくさいですかそーですかー。
気に入らない俺は俺のベッドで寝っころがってゲームに夢中になってる研磨の上に乗っかってみた。
「ぐぇっ!!...ちょ…クロ!!重いよ!」
そりゃそうだ。
全体重かけてるからな。
研磨の顔に腰を曲げて近づける。
すると研磨が少なからず顔を赤らめた。
「ゲームと俺…どっちで遊ぶ?」