文
□だすと
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ロケット団と共闘。
「しっかたないわねー。一時休戦よ!」
「だな」
「お前らとの共闘も久しぶりだなー」
「ぴぃか」
「のんきだニャー。あちらさん痺れをきらしそうだニャ」
毎度の如くなんか事件に巻き込まれ、成り行きによりロケット団と手を組むことなったサトシ一行。サトシとピカチュウはともかく、シトロン達は戸惑いと不信感を隠せない。
相対している敵集団の数人が、余裕気に会話してるのに苛つき、ポケモン達に技を一斉に放たせた。シトロン達が慌てて自らのポケモン達を出そうとするその前に。
サトシとロケット団が、互いをちらりと見やり、そして――。
「「「頼んだ、ソーナンス!!!」」」
綺麗に声をハモらせた。
ムサシのソーナンスをナメてはいけない。時には伝説ポケモンの攻撃すら弾いてみせるソーナンスだ。ベロリンガには悪いが、ジョウトの交換会で偶然にもソーナンスが交換されてなかったら、ムサシ達は今ここに存在してなかったかもしれない。
もとから何気にスペック高いソーナンス。それに加え、ポケモンに力を与えるサトシの声援つき。それで返せぬ技などあろうか。
あるわけがない!
「ソーーーナンスッッ!!」
僅かな拮抗の後の倍返し!
ここまで。
もはや彼等はアイコンタクトで通じあえる。
この後、サトシ様&ピカ様とロケット団は、旅仲間真っ青な、堂に入った華麗にして鮮やかな洗練された連携を繰り出して、旅仲間にショックを与えたり。
はね返した技が爆発して爆煙が立ち上る中、ピカチュウとマーイーカの挟撃が敵を押し留めて一カ所に集め、そこにパンプジンの宿り木の種が炸裂、動きを封じたとこにピカ様渾身の10万ボルトが。とかさ、考えたさ。