□だすと
2ページ/6ページ


アニポケ視ながらこんなん考えてた私はアホです。


防衛迎撃機能。
サトシさんの服。





キズナの力を手に入れる為、自我を奪いサトシとゲッコウガを操らんと、赤光がふたりを襲う。


「ーうわっ、……って、あれ?」
「コ、コウガ?」


ぶち当たってるはずの光。けれど彼らに届いていないかの様に平然としてるふたり。


「これは、一体…?」


ジガルデすらも取り込んでみせた装置。自らの組織が開発したそれに自信を持っていたというのに。全く効いていないことにフラダリも動揺を隠せない。


そして、サトシが身に着けているものに、なにやら紋様が浮かび上がっているのに気付く。


「ぴ、ぴかぴ?」
「ピカチュウ?…ってなんだコレ!?オレの服が!」


紋様は次第に輝きを増し、バチリと電気が弾ける様な音をさせ。


――ぢゅいん!ガカカッ!!ばぢぃ!!


赤光を放っていた見た目羽虫の機械に真白のイカヅチが貫き破壊した。


――は?


その場にいたもの全員の目が点になる。


「……。え〜と、オレの服からなんか出た?」
「ぴか」


トラブル慣れから、いち早く復活したサトシとピカチュウ。状況整理のため会話する。その間も輝きは収まらず、サトシの拘束を粉々に砕き、言うなれば裁きのイカヅチとでも名付けたくなるものがフラダリに向かった。

らしくなく呆けていたフラダリは、反応が一瞬遅れ、シビレビレと地面と絆を結ぶことになった。

一部始終を見ていたアランは混乱状態。


そんな中、ピカチュウは視た。どこぞの創造神がイイ笑顔でサムズアップしてるのを。


――あいつか。




ここまで。


一度はやりたいサトシさんの服の話。
なんとなくイカズチよりイカヅチがよかったの。


 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ