黒薔薇の悲哀

□例え僕が
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「皆さんに
お話がありまスvV」


久しぶりに『食事会』を開くと言った時に、何と無く気付いてた


「なぁ〜にぃ?」


隣で食事をしていた我らがお姫様が間延びした声を上げた

「大事な話なのデ
皆さんを呼んだんでスvV」
「…何、勿体ぶってんすか?」
「さっさと話ちまえよ」
「だよね!ヒヒッ!!」


各々に意見を言う兄弟たち。
何も言わないのは俺と元々静かな姉と兄、それから小父ぐらいだ
そんな騒がしい声を聞きながら溜め息をつく


「まったク…」
「そいつらの言う通りだよ
一部の者だけ知らないなんて不公平だ」


と俺が言えば再び溜め息をつく我らが主


「まったク…貴方と言う人ハvV」
「“事実”だろ?
それに俺、まだ仕事が控えてるからさ」


食事と一緒に出されていた紅茶を飲みながら言えば


「でハ…vV」


そう言って本題を話始めた













――…さぁ、動き出したよ?



アンタの使いの“使徒”共は





この“未来”にどこまで耐えられるかな?








End…

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