長編

□実況者×コナン
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快斗side


『怪盗キッド、またもや華麗に盗む!』


快斗「ケッケッケ〜w」


青子「かーいと!おはよ!!…何見てんの?」


びっくりしたぁ…青子かよ…。


快斗「キッドだよ、怪盗キッド!」


青子「あぁ、昨日の。快斗って、本当にキッド好きだよね。」


快斗「あったり前だろ!天下の大怪盗だぜ?」


青子「あっそ。」


快斗「あっそってお前なぁー…。」


青子「そんなにキッドが好きなら、次のキッドが狙う宝石の場所でも当てて見なさいよ!」


快斗「え、それは…。」


そんなの…言えるわけ…


紅子「鈴木家主催、ビックジュエル『青い探偵』のお披露目パーティ…。」


快斗「え゛」


あ、あかこぉ!?な、何で知ってんだよ…。


青子「紅子ちゃん!おはよう!!」


紅子「おはよう、中森さん。…でしょ?黒羽くん?」


快斗「…だから、何で俺なんだよ。」


ポ、ポーカーフェイス、ポーカーフェイス!落ち着け、俺!


紅子「ふふっ、まぁいいわ。でも、一つだけ忠告しておいてあげる。あなたの気に入っている、あの眼鏡の少年…災難に見舞われると思うわ。それも"貴方のせい"で、ね…。」


快斗「…どういう意味だよ。」


紅子「さぁ?後は自分で考えるのね。」


快斗「はぁ?…おい!」


青子「あ、紅子ちゃん!?どういう事なの!?ねぇ…快斗?」


快斗「…。」


少年ってまさか…名探偵のことか?つか、何で紅子が名探偵のこと知ってんだ?


災難…しかも俺のせいで…?
くそっ!紅子のやつ、どういう事だよ…!


青子「快斗?ねぇ、快斗ってば!」


快斗「え、あぁ、ほっとけよ。どうせ何でもねぇって!」


青子「そ、そう…?」


…でも、次の予告場所を当てられたのはちょっとゾッとしたな…。


…警察に出す予告状と、今回は名探偵にも直接出してみるか…。
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