大逆転裁判/シャーロック・ホームズ



「つれないなあ。倫敦の夜は寒いんだからおいでよ」
「い、いえっ!十分シーツであったかいので!」
「シーツって、ソファで寝るんじゃ意味ないよ。レディにそんなことさせられない」
「うう…きゃっ!?」



倫敦は真冬。
そんな夜ホームズと"一緒に寝る寝ない"で小競り合いをしていた私だったが、最終的にホームズに腕を引っ張られてベッドの中に入れられた。

うう、近くではアイリスが寝ているのに…と思いながらおとなしく収まる。
やはり自然の脅威、極寒には人肌が一番だな。



「じゃあ、おやすみ」
「……うん。おやすみなさい」



***



ホームズの朝は遅い。
アイリスと共に朝食を作っているが、なかなかホームズは降りてこない。



「遅いなぁホームズ」
「昔からなの。起こしてきたら?」
「……そうね。アイリス、お皿に盛りつけてもらえる?」
「おっけー!」



もう朝食は完成してしまっており、盛り付けはアイリスに任せて私はホームズを起こしに向かった。



「ホームズ、朝よ」
「……」
「……起きて!」
「……んん……」
「朝ごはん、私の手作りよ」
「ハッ!おはよう!」
「!?び、びっくりしたぁ……おはよう、ホームズ」



さっきまで口をむにゃむにゃさせていたのに、急に勢いよく飛び起きて驚いた。
まさかとは思ったけど、"手作り"が効くとは。



「朝ごはん、出来てるよ」
「ありがとう。……僕は世界一幸せな名探偵だね」
「ふふっ、自分で"名"ってつけちゃう?」



お互いに笑いながらリビングへ降りていくと、それを見ていたアイリスが『夫婦みたいだねー!』と言ったのにまた互いに顔を真っ赤にするのだった。










***
【Thanks!】

貴方とホームズは別のところで寝ようとした彼を無理やり布団の中に入れて一緒に寝る。
朝目が覚めると、彼がキッチンに立ち、朝ごはんを作ってくれている。
幸せだな。
https://shindanmaker.com/706181

(都合により立場を逆にさせていただきました。)


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