いつも通り 【完結】

□いつも通り 8
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丸井side

姫がマネージャーになって数日。
今でも相変わらず仕事をこなしている。
...ただ、最近様子がおかしい気がするんだよな。

ってことで、昼飯一緒に食おーと思って、姫のクラスに来た。
仁王は面白半分で付いてきた。

丸井「姫ー!ってあれ?いねぇじゃん。」

仁王「ちょっくら聞いてみるかのぅ。」

そう言って仁王は、1人の女子に声をかけた。

仁王「お前さん、確か環さんじゃったな...。」

環「ににに、仁王くん?!ど、どうしたの?!」

その女子は顔を真っ赤にしてかなり焦ってる。
まぁ、こんなの慣れたけどな。

丸井「田中どこにいんのか知ってる?」

俺がこまちの場所を聞くと、その環ってやつは目を大きく見開いた。

環「え?」

丸井「え?」

聞き直されて俺も思わず声出しちまったぜぃ...。

環「あの、姫、今日用事あるとか言ってどっか行っちゃったんです。私、てっきり皆さんと一緒かと...。」
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