立海R陣 【完結】

□立海R陣 END
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立海R陣 END


「部長が強引すぎなんですけど。真田副部長何とか言ってくださいよー。」

真田「敬語のやつの言う事は聞かん!」

「えー、ノリじゃんよー。」

ばーかばーかと真田を馬鹿にしてる間、幸村はさぞ楽しそうに笑った。

仁王「だとよー、赤也。」

ニヤニヤしながら、他には聞こえないようにコソっと言った。

切原「…え?あ!俺も敬語じゃなくていいってことっスか?!」

完全に仁王に踊らされるあかやん。
そんなことあるはずないのにね。

真田「たわけ!同年代のみに決まっておるだろう!」

切原「えー、だって仁王先輩が…。」

仁王「はーて、何のことかのぅ?」

切原「ひ、ひでぇ!」

そのやり取りを見て、またか、と呆れながらも笑う者、素直に面白がって笑う者。
いつの間にか笑いに溢れている病室。

この世界、この場にいなくても簡単に想像出来るやり取りが、私の目の前で行われていることに、幸せを感じる。

どういう経緯で私がここに来れたのか分からないけど、きっとここに来たい人はたくさんいたはずだ。
その人たちのためにも、これから、人1倍頑張って、人1倍楽しもう。

みんなと笑いに囲まれる日々がいつまでも続きますように…。

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