いつも通り 【完結】

□いつも通り 8
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いつも通り 8


あれから数日が経ち、私に対するいじめは続いていた。

正直言って最近はやり過ぎてると思う。
私は全然平気だけど、植木鉢を落としたりするのは良くない。
それに、水の無駄遣いもね。

他の人もびびっちゃうし、周りの人まで巻き込んで欲しくない。

木下「ん?」

上履きを履こうとした時、つま先に違和感を感じた。

手紙だ。

『昼休みに屋上へ来て。絶対よ。』

...行かないわけないでしょ。
てか私はずっとこの時を待ってたし。
だって呼び出しってことは、いじめの犯人とどうどうと戦えるってことだから。

私は授業中、相手の拳を避ける練習をしていた。
慣れてきたらカウンターとかもやり始めた。

環「姫ー?何やってるの?さっきから。」

木下「ちょっと虫がいて...。あ、そうだ。今日、用事あってご飯一緒に食べれないや。」

ごめんね、と言って教室を出た。
そのまま向かった先は屋上。

さぁ、はじめようか。
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