いつも通り 【完結】

□いつも通り 6
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いつも通り 6


丸井side

あいつ、無理してねぇかな...。
結構無理やりだったかもしんねぇし、なにより、
幸村君に気に入ってもらえるか分かんねぇな。

柳「丸井が考え事とは、珍しいな。」

柳だ。俺のデータ採ってどーすんだか。
んまぁいいや。柳なら幸村君のデータ採ってんだろうし、相談してみっかなー。

丸井「...俺さ、木下にマネージャーになって欲しいんだよぃ。幸村君が気に入るように、何か出来ねぇかな?」

柳「そうだな...。確かに、精市が気に入らないとマネージャーにはなれない。だがその心配は必要ない。先程、木下と話していて、精市はご機嫌のようだったからな。ほら。」

そう言って柳が指さした先には幸村君。
俺にはいつもと同じように見える。いや、確かに言われてみればご機嫌かも。

丸井「何か、鼻歌が聴こえてきそうだろぃ。」

柳「...そうだな。」

『あとは木下がしっかりと仕事をするか、だな。』
って柳が付け足した。

あ、そういや、姫は本当にマネージャーやりたかったのか分かってねぇな。
真田に見つかんねぇように聞きに行こ。




木下side

木下「フンフンフーン♪らーららーら♪」

お仕事は大変だけど、みんなのためになるって思えばらくらくだね!!!

...でも、朝練だから今回は少ないほうだって言ってたなぁ。
大変そう。だけど、マネージャーになるため!!
なっても手を抜かずに頑張るぞぉぉぉ!!

丸井「木下!!おっ。洗濯かぁ。」

木下「ままま、丸井くん!!!」

鼻歌聴かれた?!は、恥ずかしーー!!
...ん?だけど、みんなは今練習の最中だよね?

木下「丸井くん、練習しなくていいの?」

丸井「あー、お前に聞きたいことがあってさ。」

木下「?」

丸井「お前さ、本当にマネージャーやりたいの?」
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