松の書物
□兄さんごめんね
2ページ/5ページ
僕がチョロ松兄さんに恋をしたのは、高校生の時からだった。
上からバカ、痛い、普通、病み、天然、あざとい
なんて言われていたけどチョロ松兄さんも普通では無いのだ。
6人の中で1番普通そうに見える三男が実は誰よりも非常識だった。
あいつ、チョロ松兄さんはαの血を持つ者だったから。
そして、おそ松兄さんと僕はΩ、クソ松とトッティ、十四松はβ。
チョロ松兄さんだけが僕達の理性をぐちゃぐちゃにした。
それに本人は気付いてない。
少なくともおそ松兄さんがチョロ松兄さんを夜這いするまでは。
夜這いしてからは、大人しく薬を飲んでいたものの、俺達の理性は止まらない。
別に、チョロ松兄さんがαの血を持つ者だったから好きなんじゃないけど…僕は。
チョロ松兄さんの真っ直ぐな目や、優しい性格に惚れてた…
でも、それはおそ松兄さんだって同じだった。
暇さえあればSEXだの、フェラだのとおそ松兄さんはチョロ松兄さんに沢山オネダリしてきた。
そのせいか、チョロ松兄さんは完璧におそ松兄さんの懐の中へ入っていってしまった