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□ばにらのあまいかんけい
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本当にお腹を壊したらしい
剛大丈夫？とマネージャーに確認する
「これから雑誌の撮影入ってるやんな？」
大丈夫だと思います…
少心配そうな顔をしながら剛に話しかけているマネージャー
「剛おなか、かせ」
『なんやこんなときに…』
スタイリストさんにもらった貼らないタイプのホッカイロを
剛のお腹にあててさする。
『おう…ありがとう』
「こうしたら少し良くなるやろ？」
『光一…』
「なんや？」
『ふふっ…こしょばい』
「え？」
どうやらお腹を触られるのがくすぐったかったらしい
「おっ…あっ…！自分でさすれや！」
『お前が勝手に持ってきたんやろ笑、でもありがとな光一』
そうして剛から離れると
スタッフやマネージャーたちの視線を一気に感じ、パッと見たら
みんなニヤニヤしている
『さすがKinKi Kids』
ポーッと一瞬顔が熱くなったが
「さすが俺！」
と、照れを隠す
1時間たっただろうか、
すっかり元気になった剛がいた
『今度はバニラアイスクリーム食べるか！』
「もうええわ！いい加減にしてくれ笑」
『じゃ、ちょこ？笑』
ニコッと笑うその顔は
昔から変わらない、俺の好きな顔。