なつみかんに25のお題

□無防備すぎる
1ページ/1ページ

「……………」

スースースースー

今、棗の目の前には気もちよさそうに眠る蜜柑がいた。

まず頭を整理しよう。
なんでここにコイツがいる?

棗は今まで任務に行っていた。
帰ってきたら蜜柑がいた。

「勝手に入ったのかよ…」

棗は呆れた顔で一言、呟くと蜜柑の頭を軽く撫でてからシャワー室に行った。

☆★●○◇◎◆★☆§●◎◆₩¢○◎◇★☆◎◇

シャワーを浴びて帰ってきたもなおも蜜柑は気もちよさそうに寝ている。

しかも蜜柑はベッドの上で寝ているため、棗は寝る場所がない。

「俺の寝るところがねぇじゃねぇか…」

棗はため息とともに、そう言うと寝ている蜜柑の横に腰かけた。

蜜柑は幸せそうな顔をしていた。

棗はそんな蜜柑を見て、つい蜜柑の頬に触れてしまった。

「………ん」

すると蜜柑は寝返りをうつ。
その拍子に………

「………っ!」

蜜柑のスカートが捲れ上がり白い太ももが姿を現す。
もう少し動けば下着が見えそうなくらいだ。

棗は少し目線を外して

「無防備すぎるんだよ……」

と静かに呟いた。
そして棗は蜜柑の薄い唇にソッと口づけた。

END

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ