短編

□飲み会
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さやかside



結局あのあとは2回もしてしまい飲み会にはやっぱりギリギリ遅刻やった

「遅いぞー!」

いつも集まってる居酒屋に行けば
もうすでに他の奴らは座って談笑してる

「ごめんごめん、ちょっと昼寝してた」

「とか言ってみるきーと愛し合ってたんちゃうん〜?」

「こらりかちゃん、からかわないの!」

そう言って茶化してくるのは岸野と朱里

2人は付き合ってる

「実際のところはどうなん?」

こいつはまーちゅん

「そんなん愛し合ったに決まってるやん!」

「ほんま仲良いなー」

りぃちゃんと上西

ちなみに岸野、上西、まーちゅんは高校時代からの仲や。

「ま、全員揃ったことやし、乾杯しますか?」

「そうやな!」

さっきさらっと頼んでいたビールやら酎ハイやらが到着する

みんなの手に各自の酒が渡ったらみんな早く飲みたい一心やった


「「「乾杯〜!!」」」



学生時代の仲やから気を使うなんてない

ただただ騒いで楽しむ

「彩ちゃん、あれ食べる?」

「うん、ありがと」

美優紀は運ばれてきた料理を俺の皿にのしてくれたり知らん間に酒頼んどいてくれたりしてる

ま「みるきーってほんまにいい女やな!」

み「やろー?」

岸「彩!お前こんな子離したら一生誰とも付き合えんぞ!」

「離すわけないやろ!美優紀は一生俺のや」

「「お〜!!!」」

「お〜ってなんやねん!」

み「お〜!」

「美優紀までなんやねん!」

「まぁ私も離れるつもりはないけどな?」

ま「イチャイチャするんやったら帰れ!」

岸「てか2人はさ、結婚とか考えやんの?」

この歳にもなるとこんな話題も出てくるもんや

学生の頃はしたいやったのに
今となってはしやんの?に変わるねんな


「そうゆう岸野らは?」

岸野と朱里も大学時代から付き合って結構経つ。

2人こそ結婚したらいいのに

「俺ら?俺らは〜まぁ近々」

ま「えっすんの?!」

「まじで?」

「話はしてるよ?
ただもうちょっと収入が安定してからやな」

岸野らもう進んでんねんなぁ

そんな真剣な話題もありつつまたアホみたいな話に戻る

俺らの会話は半分以上が馬鹿話や
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