長編
□17
2ページ/5ページ
「あっパジャマ忘れた!」
山田が怒ってるのなんかほっといて次の日休みやから俺の家に2人で帰ってきたけど
2人とも急いで帰ってきたから
何も持ってきてない。
あいにく置いてあった美優紀の服は全てクリーニングしててないわけで
「えっどーしよ。今から買いに行っても店開いてないしな」
時計を見たら夜の11時すぎ。
もう開いてる店なんかほとんどない。
「んー裸で寝る?」
「あっあほか//」
「えー?実は嬉しいくせにー」
ブーブー文句を言うけど、そんなんやられたら俺の理性がもつわけないやろ
「ったく、俺のスウェット貸したるから」
「やったー!彩ちゃんの匂いつきー♪」
単純やけど、可愛いねんなー。
それからお風呂で体を流して同じスウェットを着てソファに座る
「はー。気持ちよかったー」
「今からどーする?ねる?」
「んーもうちょっと起きとく」
「あっ美優紀が好きやった番組今週のやつ録画してるけどみる?」
「ほんまに?!あれ今週見逃してん!
見ていい?」
「俺も見たいしええよ」
「ハハハッおもろいなぁ。
なぁみゆ….美優紀?」
並んでテレビを見ててふと横を見たら美優紀は俺の腕に抱きつきながら寝てた
「….寝たか」
「….彩ちゃん…..好き」
「.......ッ//」
ベッドに運ぼうと思ったけど手が恋人繋ぎでしっかり繋がれてる
挙げ句の果てにはそんなことを言われれば可愛いと思わないわけがないやろ
「….さっ薬の時間や」