幸せであれ 雨
□06 新たなる刺客
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アオイやカカシが感じた人の気配はナルトも少しは感づいたようで、その方向へ再び手裏剣を投げた
「だから、やめーい!!」
サクラから強烈な拳をナルトが受けている間にカカシとアオイはナルトが手裏剣を投げた草むらを調べた
「あ!」
そこには、手裏剣に驚いたであろう、白いウサギが口から泡を吹いて、気を失っていた
「ナルト!なんてことしてんのよぉ!」
「ご、ごめんよ!ウサ公!!」
「!!全員ふせろ!!」
突然カカシが全員に命令し、サクラはナルトをサスケはタズナを、カカシはアオイをふせさせた
その直後、全員の頭上を大きな刀が通り抜けた
その刀は木に刺さって止まり、その刀の柄の部分に誰かが降り立った
「へぇ…、これはこれは霧隠れの抜け忍、もも地再不斬君じゃありませんか…」
「写輪眼のカカシと見受ける…、悪いが、じじいを渡してもらおうか」
カカシは自身の額当てに手をかけた
「お前ら、卍の陣だ。タズナさんを守れ…。再不斬、まずは…俺と戦え。」
そう言ってカカシが額当てを上げて、現れたカカシの左目には
赤く光る眼があった