幸せであれ 雨
□02 顔合わせ
2ページ/7ページ
そよ風を感じながら、自作のお弁当を食べ、再び班の発表があった、教室へと戻った
そこには既に何人か戻ってきており、仲の良いヒナタの姿を見つけた
『ヒナタ!』
「アオイちゃん…!発表の時、名前呼ばれなかったし、イルカ先生と一緒に行っちゃったから、心配したよ…」
『あはは…、実は私と一緒に組む予定の2人がまだ揃ってないみたいで…』
「そ、そうだったの?」
苦笑いしながら言うアオイにヒナタは慌てた
『そう。だから、他の二人が揃うまで、第7班と任務をこなせって、イルカ先生が…』
第7班というと、ヒナタは少し頬を染めた
「(いいなぁ…、ナルト君と一緒なんだ…)」
『ん?ヒナタ?』
頬を染めたままモジモジとするヒナタにきょとんとする
次第に人が集まってくる中、アオイは先ほどの出来事を説明しなければならなかった
聞いてくる人全員に答えていると、教室の扉が開き、徐々に担当上忍の先生が迎えに来た