circus -第一幕-

□#12 青眼の悪魔U
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≪パチン≫



≪シュイン≫




『はぁッ!』




3人が引いたのを見計らってから私は指をパチンと鳴らした。



すると、どこからともなく武器が出現し、私はそれをグリームアイズの眼にめがけて投げた。



それはクリーンヒットし、グリームアイズは雄叫びを上げた。




「スイッチ!!」



キリトの言葉に私は後ろにステップしてキリトと場所を交代した。



するとキリトの背中にもう一本の剣が現れた。



キリトは二本の剣を使ってグリームアイズの大剣を受け止め、そして弾き返してみせた。




「…スターバーストストリーム!!」



『…無限剣舞!!』




≪パチン、パチン≫




≪シュイン、シュイン≫




キリトの邪魔にならない程度に私は何本かの剣を指パッチンで出現させ、その度にグリームアイズに投げて刺していく。



グリームアイズに刺さった剣は5秒もすれば勝手に消えて勝手にアイテムストレージに戻るというチート極まりないスキルだった。



キリトのスキルも見たことのないものだったが、私はそれを見ることよりも自分の攻撃の正確性を安定させるために集中した。



『(もっと速く…、もっと正確に…!)』




「な、なんだあのスキルは…!?」
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