幸せであれ 雨
□05 いざ波の国へ
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「さて…、第7班の次の任務は…、雑草抜きに子守と…、芋掘りじゃな!」
「ダメダメダメー!!オレってばそんな任務、ノーサンキューだってばよ!!」
下忍となってから第7班は簡単なDランクの任務に就いていたが、遂にナルトが駄々を捏ね始めた
そんなナルトにみんな溜息を吐く
そんなナルトに対し、火影様が直々に任務について、説明してくださったのに、ナルトは全然話を聞いていなかった
「オレってば、いつまでもじいちゃんが思ってるようなイタズラ小僧じゃねぇんだぞ!」
ぷんぷん、と腕を組んで怒るナルトにイルカと火影のヒルゼンは少し嬉しそうにする
「分かった、分かった…。お前がそこまで言うなら、Cランク任務を与えよう。ある人物の護衛任務じゃ。」
『「「!!」」』
「!だれだれ!?大名様!?それとも、お姫様〜!?」
ヒルゼンがCランク任務を与えてくれると思わなかったアオイは驚きながらも内心喜んでいた
「入って来てもらえますかな?」
「なんだァ?超ガキばっかじゃねぇかよ!特にそこ一番ちっこいアホ面、お前本当に忍者かァ?」
扉を開けて入ってきた人物は酒の瓶を片手に顔もほんのり赤くなっている老人だった