幸せであれ 雨

□04 チームワーク
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サスケ以外の3人からの視線にカカシは目を鋭くした

「はぁ…、お前ら忍者を舐めてるのか?何のために班ごとのチームに分けて、演習をやっていると思ってる!」

「え!?どーゆーこと?」

『……(もしかして)』

「つまり、お前らはこの試験の意味をまるで理解していない…。アオイはその意味を、答えを元々分かっている。だから、合格なんだ。」

カカシの言葉に、ナルトとサクラとカカシの下になっているサスケまでもアオイに注目した

『合っているか、分かりませんが…、先生が言いたいのは“チームワーク”…ですよね?』

アオイの言葉に3人は、ハッとする

「4人で来れば、鈴を取れたかもな…」

「ちょっと待って!何で鈴が3つしかないのにチームワークな訳?4人で必死に鈴を取っても、1人が我慢しなきゃいけないなんて、チームワークどころか、仲間割れよ!」

「当たり前だ!この試験はわざと仲間割れするように仕向けた試験だった…」

「えっ…」

カカシからのこの試験の意味について、3人は驚くままだった

「この仕組まれた試験内容の状況下でもなお、自分の利害に関係なくチームワークを優先できるものを選抜するのが目的だった…。それなのに、お前らときたら…」

呆れたようにため息をつくと、サスケを踏んだまま、カカシはサクラには目線を移した
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