幸せであれ 雨

□02 顔合わせ
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班編成の発表の際、アオイの名前だけが呼ばれず、一通りの班の発表をした後、一人、イルカ先生に呼ばれた


『それで…、なぜ、私はどこの班にも属してないんですか?』

「それには、訳があってな…、
お前と班を組む予定の子が実は少し里を離れていた子でな。再び里に戻ってからの手続きや下忍としての試験とかみんな、遅れててな…。まだアオイと組める状態じゃないんだ…」

『ええっ!?間に合ってないんですか!?』

「本当にスマン!!!」

ものすごい勢いでイルカ先生はアオイに向かって頭を下げた

『でも、そうなると、私はそのほかの2人が揃うまでどうすれば…?』

「ああ…、それなんだが、担当上忍の人と話し合って、結果第7班に少しだけだか、入れてもらうことになった。ほかの2人が揃い次第、お前たちも班を作ってもらう。」

『第7班ですか!』

第7班といえば、サスケもいる。
そのことにアオイは嬉しそうに目を輝かせた

「だから、この後は第7班と共に行動してくれ。」

『分かりました!』

「申し訳ないな、本当の班ではないが、少しの間あの班で頑張ってくれ…」

『任せてください!』

トン、と胸を叩いて自信満々に言った後、アオイはお昼を食べるためにイルカ先生と別れ、アカデミーの外へ出た
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