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□【椿ベル】僕は、ボクは
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∗ベルキア視点∗
『僕の事は忘れて暮らして』そう言って椿が居なくなった、という話を聞いた時、ボクは泣きも喚きもせず、ただ呆然と立ち尽くしてしまった。
だって、まさか椿が居なくなるなんて、思わなかったから。
______ボクを置いていくなんて、思いもしなかった。
もしかしたら、あの笑顔も、優しい声も、全部嘘だったのかな。
ボクに『好き』って言ってくれたのも、全部…
そんなはずない、と頭では分かっていてもやはり疑ってしまう。
ねぇなんで？なんでこの事ボクに話してくれなかったの？
ボクには、『辛いことがあったら何でも言ってね』って言ってたくせに…
…ちがう、ボクが聞かなかったのが悪いんだ。
椿きゅんは、ボクが辛いとき、必ず側に居てくれたのに…
ねぇ、椿きゅん、もう一度ココに戻ってきてよ。その時は椿きゅんの辛いこと、何でも聞くから。
椿きゅんがしてくれたみたいに__________は、できないかもしれない。
それでもボクなりに、優しくするから。
キミには笑っていてほしいから。
偽りの笑顔じゃなく、本当の笑顔で。
「ねぇ椿きゅん。」
ボクは椿きゅんとこと、ずっと忘れないからね。
________________いつかまた、笑いあえるその日まで。
End…？