空を自由に飛べ
□空を自由に翔べ6
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。本当はあとがきなんて書くつもりは全くなかったのですが(じゃあ書くなよという話なのだが)、なんとなく筆を握ってしまいました。
いや、機械でやっているのだから筆もくそもないのだが。
私が思ったことをただ綴っていくだけなので目を通していただかなくても大丈夫です。
テレビ越し、雑誌からの情報で覚えている記憶っていつ気付くのでしょうか。
それは人に限った話ではなくて、あまり興味のない内容だったら思い出さないし、憶えていてもうっすらかもしれないですね。
なんかこれ前に見たなー、とか、そういや雑誌でそんなようなこと言ってたよなー、とか。
まあ及川の場合、食い入るように見入っていた時点であまり興味ないなんてことはないんですけどね。
でも当時小学生ですよ。
昔の記憶がどれだけ残っているのかは本当に人それぞれで会って及川がどれだけあるのかは知りませんが、小学生が当時の中学生の姿を覚えていてもどこかしら絶対美化されている気はするんですよね(それは小学生だけという話ではないが)。
しかもその上大人に成長してたらもっとわからないですよ。
『男子三日会わざれば括目して見よ』ってそれは男子だけに言えることではないですしね。女子なんてメイクしちゃったらさらに変っちゃいますよ。
中学から名を上げている選手って大抵世界に行ったり何かしら功績がある中、片田舎の実家を手伝っている時点で何かあったのは安易に想像で来ちゃいますよね。
二択しかないような気がするんですよね。
今まで一生懸命に、人生のほとんどに使っていた時間を投げ出すようなことだと思っちゃうんですよね、辞めちゃうのって(そんなこと言われたら本業の人に怒られちゃうだろうし決して簡単に辞めたわけじゃないのはわかっているつもりではある)。
何を思って辞めたのか。
それも人それぞれで覚悟も人それぞれ。
そんな中、彼女はどんな思いで――どんな覚悟でバレーボール界から姿を消したのか。
それを少しでも出せていけたらいいなと思っています。
では、当店をご贔屓に。