HUNTER×HUNTER〜最凶の殺し屋〜
□第ゼロ話 兄×兄×弟
1ページ/1ページ
[ー第286回・ハンター試験ー
ゾルディック家長男『ウルフ=ゾルディック』VSカムイ
『ウルフ=ゾルディック』がカムイを殺害したため失格となった]
「まったく……やらかしおって」
父親のシルバ=ゾルディックはハンター協会から送られてきた結果表を見てため息をついた。
「殺しの標的(ターゲット)だったから殺した。それだけだ」
ゾルディック家として当然のことをした迄だと言わんばかりの言い方だった。
「殺しの標的(ターゲット)だからといって大衆の面前で殺さなくても……」
「じゃあ、仕事をするなと?」
そういうことではない……シルバはやれやれと首を横に振った。
「お前は、昔から常識がかけておるからな。」
殺し屋としての腕は父親の自分も目を見張るところはあるが常識が一般人よりもかけておるから人前でも平気で標的(ターゲット)を殺害してしまうところはあったからな
いつかはこうなるのではと思っておったが。
「まぁ、よい……来年こそは頼むぞ。」
私はそれだけを告げると部屋を出た。
そして、その翌年287期ハンター試験が行われた。
俺とイルミはそれぞれ偽名を使いイルミの針を使い顔を偽造した。
第一試験は、スタート地点となる会場まで行くことだ。
「じゃあな、イルミ……また後で」
「ああ……兄貴もがんばれよ」
小声で言い合うとスタートした。
サトツとかってやつのあとを追っかければいいのか
簡単だな……
俺は、念能力の『不可視なる糸(インビシブル・スレッド)』を使いサトツとかいうやつの背中にひっつけそれの後を辿っていった。
そして、俺が1番に到着するとその後にイルミが到着した。
さすがは俺の弟だ。
そして、他の候補生もやってきたがやはりというべきかほとんどのやつが落ちていた。
俺たちの他に残った候補生は
変な奇術師と緑服のつんつん頭とメガネかけたスーツ男とパツキンの女男とキルアにその他諸々だ。