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□Devote a love life
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俺はtomonoriの部屋で今日のライブの反省をしていた
楽しかったといえばそうだが楽しんだだけでは勉強になるべきところを見落としてしまう
そこを重視しているのも俺らのバンドのひとつなんや
「sxun、これからもいろんなバンドのライブの映像を見て勉強するんやで、まだまだ極めれてないところがあると思うからな」
「わかった、そこも忘れんようにする、じゃあ俺作曲の続きをやるから」
そう言って俺はtomonoriの部屋を出て行った
廊下を出て右にある二つ目の部屋をノックした
「minami、俺やで」
するとドアが中から開けられた
「…sxunさん、もう終わったんですか?」
「終わったで、今からこの部屋誰も入って来んからな」
俺はminamiに微笑み、優しく頭を撫でた