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□COME BACKB
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イケメンお兄さん...じゃなくて
登坂くんとテラスハウスを始めてから一ヶ月。

最初は、男ふたりと言うのに抵抗はあったけど今はすっかりない。

登坂くんは...料理も家事もできて面倒見もよく毎日俺のために朝早くから起きて朝食を作ってくれたり、俺の抜け殻を片付けてくれたりする。
イケメンでこんなに何でもできたらモテるんだろうな...いいな...なんて思いながら登坂くんの後ろ姿を見ていたら登坂くんがこっちを見て笑った。







なんでだよ...。そんなに素敵な笑顔で俺を見ないでくれよ。隆二さんを思い出しちゃうじゃん...。このところ隆二さんを思い出すと胸が苦しくなって強烈な吐き気に襲われるのでなるべく思い出さないようにしているのだ。





くっそ...。胸が苦しくて吐き気がする。涙は止まらないし視界がボヤける。俺の異変に気づいた登坂くんが俺を不思議そうに見ているが助けようとはしてくれない。

なんで?助けてよ...そう言いたくても言葉にできない。結局、俺は意識を失ったのだった。











目を覚ますと...俺はベッドの上にいた。どうやら登坂くんが運んでくれたらしい。だけど、肝心の登坂くんがいない。不思議に思い辺りを見回すと手紙らしきものが置いてあった。











その手紙には...











『お前の事絶対に許さない...。』












そう書かれていた。










その時、俺はあることに気づいた。
登坂くん...って。
隆二さんの幼馴染の登坂くん?
嘘だろ...まじかよ。実は、隆二さんから登坂広臣には気をつけろと言われていたのだ。




だけど、なぜか登坂くんにだったら何されてもいいや...なんて思ってる自分がいた。



その時、きずいてしまった。
恋してるんだ...登坂くんに、と。

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