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□育休兵長
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「なぁ、エルヴィン。育休って取れんのか?」
……!?? な、なな"な、な
何を言い出すリヴァイ…
まさか…名無しさんが身ごもった
なんて言わないよな?
私がそう心配して
言葉を選んでいた時
またもお前からの発言で
俺は頭がおかしくなりそうだ。
「なぁ、やっぱ無理か?名無しさんが来月には出てくるとか言ってたんだ」
……リヴァイ…
私はお前にあれ程避妊をしろ!!と
言ってた筈だが…何故だ…
「お、お前…避妊を何故しなかった」
私は目の前の大事な書類を
ぐしゃぐしゃに握りしめ
リヴァイへと説教を始めた
それなのにお前は
「あ?普通だろ」
なんて軽々と言い出した。
そんなお前俺は我慢の限界が来て
全ての思ってることを爆破させた。
「名無しさんと同棲する許可書にサインしてやった時に、俺は言った筈だ!!必ず、やる時は!!ゴムは!!!!つけろ!!!と!」
…はぁ、はぁ
言ってやった
怒ってやった
私が怒るのは
団長として、当たり前だ
やはり、戦力になる二人が
産後休暇など…今の兵団にはきつい
……どうだ、リヴァイ
少しは 、反省したか?
……
「……おい、エルヴィン、テメェは何勘違いしてやがる」
…は
か、ん違い、だと?
「俺の馬が子を産むから3日程休みたいって話だが…何怒ってるんだ。てめぇは馬鹿か」
おわり