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□健全なオルオいじめ
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最近部下のペトラに聞いたが
俺の班のオルオって馬鹿が
随時俺の真似をしているようだ……
エレンと話すときはヤケに調子に乗った喋り方をしてるな……、なんて思っていたが…あれは俺の真似だったのか……。。
あいつは何が目的なんだ?
あの馬鹿は何がしたい?
。
…
ある日の事
たまたま書物を取りに行こうかと本部の廊下を歩いていたら、偶然にもオルオとエレンが掃除する洋室が目に入った
嫌でも耳に入るオルオの声が
俺の血管を膨張させていく
「エレンよ、俺は暇じゃねぇ……お前みたいな小便臭い小僧となんで掃除を共にしなければならねぇんだぁ?」
「す……すいませんオルオさん。」
…ペトラが言っていた通りもしもこれが本当に俺の真似ならば気持ち悪りぃ…。
俺が聞いているのも知らずに
オルオはエレンへの説教をやめる事はない
「まぁ、悪くはねぇ……いいかチリだけは残すなよ」
掃除をするエレン前に腕を組みながら仁王立ちで立っているオルオ。
いつも俺に言われてるから
下っ端のエレンに当り散らしてるのか?
まぁどちらにせよテメェは馬鹿だ。
そして、どうやら俺の真似をしているようだが…何とも似合わない間抜けな喋り方だ
「うわぁ酷いなあれは…リヴァイ。あの馬鹿削がないのかい?」
いきなり俺の横に現れたハンジは
笑ながらオルオを指差した
影からオルオを睨みつける俺と、笑うハンジ。
俺たちが見ているとは知らずにオルオはまだ、クソメガネが言う『リヴァイごっこ』とやらを続けていた