□後悔
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一緒に暮らすようになって2年……




リヴァイの帰りが遅くなった





彼は調査兵団で有望な兵であり、兵団からだけではなく多く人類から信頼されていたため、呼び出されることも度々ある



だから、私はそれなりに彼の仕事を理解していたつもりだった…。





調査兵団である彼を誇りに思っていたし、翼の印されたジャケットを着た彼が大好きだから………




だからこそ疲れている彼のために、毎晩栄養を考えたご飯を作ったりして頑張って支えてきたのに



帰ってくるのは最近ずっと朝方。



もしかして、私が『支えてきた』なんて思ってるだけで、本当は重たいのかもしれない。。







とても不安





寂しい……






『朝まで何をしていたの?』


『何処にいの?』



と、聞きたい気持ちも山々だが、面倒な奴だとか言われ嫌われたくなかったから


ずっと我慢してきた……。




でも


日に日に帰る時間は遅くなり、リヴァイは次の日も、その次の日も帰ってこなかった。。




何かあったのではないか?と心配した私は知り合いの調査兵団にさりげなく聞いてみるが、リヴァイは長期遠征が有るわけでもない様で…普通に本部内にいる様子


しかもそれだけではなく、昨夜もその前も定時に家に帰ったと報告されたのだ。




定時で上がって、家に帰ってこないで…
何処で何をして過ごしてるの?





そう問いたくなる辛い気持ちを押さえて、布団へと潜り込んだ。





……もう終わりなのかもしれない。




やはり一般人と調査兵団では住む世界が違うのだろうか……





そう考えた私は、何回涙を流しただろう……






そして、



この日もリヴァイは帰ってこなかった。






それから3カ月が経ったが、リヴァイは一度も帰って来ることはなかった。


これを自然消滅とでも言うのでしょう。



要するに私は捨てられたのだ




……捨てられた





これから先
帰ってくる筈のない彼を待ち続ける?



リヴァイの匂いの消えたこの部屋で……一人で待ち続ける?



いや………もう
諦めるべきなのだろう。





私は手紙を書くと、荷物をまとめてこのリヴァイと過ごした思い出の詰まった部屋を出る事にした。




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